ワールド・ベースボール・クラシック
今年開催で四回目
巷のウワサでは、今回でこの大会自体が終わるのではないか?
とのこと
個人的にも中途半端な国際大会であると感じている
第二回大会だけでも、韓国と五回も対戦しています
もう、日本と韓国だけマジな大会
とも言えるでしょうか?(笑)
野球というスポーツの限界のようなものも感じてしまいます
何かと叩かれ気味の小久保監督ですが
今回に限らず、毎回、期待も大してしていませんが、やるからにはやはり注目してしまします
ついでに言うと、オリンピック競技としての野球採用には大反対です
去年の18歳以下野球世界大会では、日本がインドネシアに35−0で勝利するなど
競技レベルが世界的に成熟しているとは到底思えません
と言いつつも、自分も含め、日本では関心が高い野球の国際大会
第二回大会予選時は、川崎に住んでいたので、予選や強化試合を東京ドームに観戦に行きました
天下の大巨人軍対日本代表の強化試合はフツーに巨人軍の応援席で巨人の応援してましたがね!!
韓国にコールド勝ちした試合は、阪神ファンや、西武ファン、広島ファン等々、後楽園駅で誰それかまわず、抱き合って喜びましたが
次の試合ではあっさり負けてしまったのが、とても想い出深いです(笑)
今大会に向けて、予想メンバーが発表?というかメディアの予想なだけかもしれませんがリストアップされていますね
(◎は既に発表、○は有力候補)
【投手=13】
◎大谷翔平(日本ハム)
◎増井浩俊(日本ハム)
◎宮西尚生(日本ハム)
◎菅野智之(巨人)
◎秋吉亮(ヤクルト)
◎牧田和久(西武)
◎則本昂大(楽天)
○千賀滉大(ソフトバンク)
○武田翔太(ソフトバンク)
○森福允彦(巨人)
○石川歩(ロッテ)
※残り2枠
【捕手=3】
◎嶋基宏(楽天)
◎大野奨太(日本ハム)
○小林誠司(巨人)
【内野手=6】
◎中田翔(日本ハム)
◎菊池涼介(広島)
◎坂本勇人(巨人)
◎山田哲人(ヤクルト)
◎松田宣浩(ソフトバンク)
○中島卓也(日本ハム)
【外野手=6】
◎内川聖一(ソフトバンク)
◎筒香嘉智(DeNA)
◎秋山翔吾(西武)
◎鈴木誠也(広島)
◎青木宣親(アストロズ)
○平田良介(中日)
☆ここで、問題になってくるコトがいくつかあります
☆山田菊池セカンド問題
☆キャッチャー問題
☆中継ぎ以降問題
☆1 山田、菊池 どちらをセカンド起用するか?
これは本当に悩ましいですね
守備力で判断すれば、菊池が12球団で圧倒的かつ先シーズンは打率も残せているので、ぜひとも使いたいですが
山田も平均以上の守備力を持つうえに、パワー、スピードも兼ね備えているので、使いたい
山田をDH起用する案もありますが、やはり守備から打撃リズムを産むので守備にも着かせたいし、他の選手にDH枠はとっておきたい気もします
強化試合ではサード起用されていましたが、やはり、見ていてチョット不安でしたね
しかし、代表戦であるわけであって、ヤクルトでプレーするわけではなく、これを機にサードもこなせるようになってくれれば、、、というのはワガママかな?
サード本職が松田しかいないし、サード起用が、なかなかのキモでしょう
トルシエが小野伸二を、本職ではない左サイド起用したように、ポジション適正をうかがいつつ、やりくりするしかないでしょう
☆2 キャッチャー問題
これが一番の問題かもしれません
古田、城島、谷繁、矢野、阿部、里崎
一昔前だと、こんなにも豪華な捕手がいて、安泰だった捕手
今回選出された、嶋、大野、小林
比較すると、とんでもなく、小粒な捕手ですね
ハッキリいって、12球団の捕手で、飛び抜けて優れた捕手がいないと思います
誰が出ても、大して変わらんとも思います
小林はさすがに「いやぁ〜(笑)」と思いましたが
補球に関してだけ言えば大野の方が先シーズンの捕逸率高いですからね
普段組んでいる投手の球をポロポロしている方が良くない
普段組んでいない上に、国際球との相性が明らかに悪い千賀の粗ぶるフォークに全く対応できていませんでしたが、
同じく、強化試合で補球ミスの目立った大野よりは言い訳くらいは効くでしょう(笑)
というわけで、二人ともいらないので個人的には
とりあえずの嶋
とりあえず、ベテランの石原
代打でも使えそうな森or原口
この3人がベターなのかな?と思います
第三捕手は、よほどの事態が起こらない限りブルペンくらいしか役割まわってこないです
どうせなら、代打にも使える打力を期待して森と原口がいいな〜
原口は、コンディション今悪いのかな?
今考えてみれば、捕手出身の有名強打者といえば、
小笠原、和田、山崎武司 の3人がパッと思いつきました
山崎武司のスイングは、ボクの理想の一つですね
見た目だけだと、軽くスッと振って、パキーンと飛ばす
あの感じが、好きです
☆3中継ぎ以降問題
これまた、一昔前と比較すれば、とんでもなく格が落ちますね
大魔神佐々木、岩瀬、球児、上原等
先発陣はメジャー組がいないにせよ、先発陣と比較すると
中継ぎ以降がチョット、、、
投球数制限もあるし、ココ重要でしょう
宮西、秋吉には期待したいです。3/4、サイドスローと投球法も良い!
岡田も追加で招集される見込みらしいので、なんとかやり繰りが効く事を願うばかり
投手はとにかく国際球との相性というか、上手く扱えるか?がポイントでしょうね
牧田は中継ぎ適正もあるので、重要でしょう!
松井は外すべき、オリックス平野が欲しい
他にもイロイロありますね
四番は筒香一択でしょう
中田は6番くらいで充分
とりあえず、後ろで気楽に打ってくれれば良い思ってます
それくらいの方が、彼も力を出しやすいでしょう
歴代バッターで理想の日本代表4番は、個人的には松井秀喜と松中信彦です
筒香には、この二人と似た雰囲気を感じつつあります
二番打者も、イロイロとタイプが異なるので一概には言えませんが
個人的には器用な打撃が出来る選手が理想
強化試合では秋山が務めていましたが、バントが下手みたいですね
とは言え、外したくない選手
全てにおいてスケールが規格外の大谷の扱いも
投打において凄すぎて、逆に迷ってしまいますね
例えば、、、球数制限で降板しても、外野で守らせるとか
ルール上登板した次の試合は投手は休養が義務つけられるのですが、野手やDHとしての出場なら可能なのか?
この辺のルール上の解釈というか、なんというか可能なのでしょうか?
という訳で考えた基本スタメンは
1 山田(セカンド)
2 秋山(センター)
3 坂本(ショート)
4 筒香(レフト)
5 松田(サード)
6 中田(DH)
7 内川 (ファースト)
8 鈴木 (ライト)
9 嶋 (キャッチャー)
こればっかりは個人的な好みなので、これで良しとしておいてください
ファースト浅村で、DH内川でも良いかな?
1番と3番は山田か坂本でしょうが、足のある山田を前に置きたいです
投手は追加で左の菊池雄星が欲しい
守備適正が多い中島は置いておきたいが、ハナっからファールで球数をかせぐスタイルは個人的に大嫌いです
花巻東の千葉選手も賛否がかなり分かれましたが、ボクは「否」でした
炎天下の中、一人の投手で投げ抜くケースが多い高校野球で、投手の消耗を狙うというのが、なんとも好きになれません
高校野球ではなくプロ野球ですが、日本だからナントカなっているだけであって
メジャーや国際大会だと、そのようなプレーは挑発行為や非紳士的プレーとみなされる傾向にあり
デッドボールで終わりな気がします
けっこう、アメリカをはじめ、世界の野球には「暗黙のルール」というのがあって、最初っからワザとファールを狙うなんて国際大会では出来ないと予想します
球数制限があるWBCだけに、これはやられるでしょ。ケガして終わりかも?
そう考えると投手がバッティングを、特に勝っている時等、本気でしすぎると、これまた当てられたり、、、
大谷大丈夫かな?
DHだから大丈夫だろうか?心配だなー
今大会はキャプテンがいないらしいですが、松田あたりがムードメーカー兼キャプテンのようなコトをやってくれれば良いかなと
ダル、マー、マエケン、上原がいない以上
もう国内組だけで良いと思います
変に青木だけ入るとか、もういいと思います
というわけで、WBC選手選考についてでした
今回はザックリと理想を並べてみました。
もっと考えれば考える程、いろいろと思うところはありますね
あちこちで、イロイロな人が予想や理想をブログ等に綴っていますが
似ているようで、やはりそれぞれの好みや考えがあって、見ていてとても楽しいです
素人でも、これだけ考えているんだから
小久保監督や、コーチ等スタッフは、もっと考えています
選手選考には、その監督が理想とするスタイルや戦術があります
全ての人が納得する選考なんて出来ないでしょう
サッカーなんかは選手間の連携プレーが複雑なので、もっと具体的に戦術や選手間の相性を考え、選手や戦術に合ったフォーメーションから考えないといけません
監督が選手のコンディションや適正を考えて選考するのだから、ファンは文句言いつつも
受け入れるしかないのです
スポーツは結果が全て
ルールという制限の中で、いかにして勝つか?
結果が出てから、素人なりの、ファンなりの判断をしましょう