先日、姉からメールが届いたのだが
それが、とても興味深かった
甥っ子が、幼稚園で覚えてきたという
「メカサッコ」「グルズ」
という言葉
「なんのコトかわかる?」
とのことだった
何か、児童向けアニメ等で流行している言葉なのだろうかと
Googleなんかで検索してはみたものの、ヒットせず
うう~~~んと考え込んでしまったのだが
結局、わからなかった
サブカル系ではないとすれば、何かしらの「言語」における語彙なのかと思いもしたが
結局、わからず
姉に答えを尋ねた
姉も、その「メカサッコ」「グルズ」が何のことかわからなかったらしいのだが
甥に何のことか尋ねると
「女の子とみんなで手をつないで円くなるんだ」
とのことだったそうだ
つまり
make a circle と girls
のことだった
その答えを聞いて
あ~~~なるほど!
と思った
僕らの世代の
凝り固まった「カタカナ英語」
だと
「メイク ア サークル」 「ガールズ」
と表記、発音してしまうのだろうが
今の子供たちは、なかなかrealな英語を取り込んでいるのだなあと感心してしまった
John万次郎が当時の日本人向けに作った英語の教本には
water のことを 「ワーラ」とカタカナ表記していたという話を思い出した
最近の新聞の記事にもあったのだが
日本人の英語力が全く向上していないとのこと
言語の系統や単語や文章の流れを聞き取る脳内処理の仕方等の違いにより
国内の学校教育だけでは限界があるとの記事を読んだことがある
さらには、日本語における英語の「カタカナ表記」が「カタカナ英語」として独特?な文化を形成しているのだから
聞き取り能力、発音能力が向上しないのも当然なのかもしれない
しかし、甥っ子世代が受けているような英語教育なら、僕らの世代よりかは、より「正確」に発音をすること、
より「確実」な聞き取り能力くらいは、習得でるのかもしれない
そもそも、完全に正確に表記、発音できないにせよ、現代日本社会に溢れている
「カタカナ英語」
もうちょっと、正確な表記、発音ができるのではないだろうか?
apple とか、もう「アッポー」でもいいじゃん(笑)
最近ではLet it go を 「レリゴー」なんて表記、発音するし
party を 「パーリー」とか
少しずつ変わってきているのかもしれない日本の「カタカナ英語」
英語にもScotland訛り、Singapore訛りやAussie訛りがある
これほど全世界中で使用されている言語なのだから訛りがあって当然なのだ
もちろん、今日において基準とされているAmerica英語のような発音を習得することが良いのだろうが
正確ではないにせよ、日本国において「平均的に使用される英語」も、ちょとした訛りがあっても良いと思う
また、それらの訛りを他国の英語話者は受け入れるべきだと思う
Babelの塔が神によって崩された瞬間に、バラバラになったという、それぞれの国や民族によって使用される世界中の言語
Polandの眼科医、Zamenhofによって世界共通語として造られたEsperanto語なんてのもあるが
事実上、現在、世界共通語としての英語教育が、世界中の非英語圏でなされている
Spain語やPortugal語、Germany語、等のRomanicae系の言語と比べると
英語は動詞の変化形や時制等、英語は文法的構造をsimpleに「進化」させた言語だと思う
これからの日本における英語教育、そして文化としての「カタカナ英語」にも
変化、そして、進化の動きが、少しずつ起こり始めているのかもしれない