リオデジャネイロ五輪ピック
閉幕しました
治安や財政上の問題、国民から理解を得られていなかった等
当初、不安視されていたコトも何かとありましたが、2016年8月22日 閉会しました
日本代表は、過去最高の41のメダルを獲得するなど、選手の育成強化の成果が確認できたのではないでしょうか?
一国の代表選手に選出されるだけでも大変な名誉なことである
参加する事に意義があるのはもちろんのことではあるが、スポーツは勝負であり、結果が重要だ
ココで五輪ピックファンとして個人的に印象に残ったメダルを思い返してみたい
● 100m × 4 リレー 銀メダル獲得!
このメダルは、日本五輪史上最高の価値のあるメダルだと思いました
一対一では、先天的な身体能力の差により、勝つ事が難しい競技
もちろん桐生、ケンブリッジ、山県、飯塚 の四人それぞれの走力も高レベルではあったが、やはりバトンパスの技術が大きな力になったと思います
一対一では勝てなくてもチームとして技術と連携を高める事によって得る事ができた銀メダル
そして何より、陸上競技王国アメリカにもタイムで勝ったこと
ほんとうに信じられないくらいの快挙でしょう
第4走のケンブリッジが一瞬ボルトを抜くのではないか?と思ってしまった
それくらいに興奮した瞬間でした
しかし、ボルト。。。ケタ違いの速さ(笑)
彼は自分が受けていたインタビューを中断して、他選手の表彰式における国旗掲揚、国歌斉唱を見守ったことでも話題になりましたが
こういったコトは普段からの意識や、アスリートとして全ての選手に敬意を持っていないと、咄嗟にできることでは無いと思いました
本当に素晴らしい人ですね!
ボルトのスゴさも再認識できました!
● 女子卓球団体戦
あの小さな弾を、それほど大きくない卓球台の上で、あれほどのスピードで打ち合う
よくもまあレシーブできるなあと、毎度思ってしまいます
女子シングルス準決勝、福原と対戦した李暁霞の強さには圧倒されました
男子シングルス水谷のメダル獲得は、東京に向けての大きな収穫だったとおもいました
女子団体トリオの、それぞれのキャラクターも良かったですね
また、15歳の伊藤の冷静さにも感心しました
15歳であれほどのシビれる状況での試合を経験したことは大きな経験になるでしょう
泣き虫愛ちゃんが、しっかりしたお姉さんになって石川や伊藤にアドバイスしていたのが印象的でしたね!
● 柔道女子52キロ級 金メダリスト コソボ代表マイリンダ・ケルメンディ選手
長きに渡る紛争により情勢が不安定な中、コソボ代表として今回の五輪に参加したケルメンディ選手
金メダルを獲得し、表彰式にて自国の国旗が掲揚され、国歌が演奏される中、彼女の流した涙が、とても印象に残りました
彼女がコソボ代表選手として背負っていたものは、とてつもなく大きく
彼女が獲得した金メダルは、何よりも大きいものだと思いました
彼女に限らず、情勢が不安定な国の代表選手も多く五輪に参加しました
彼ら、彼女らが国を代表してオリンピックに参加すること
必ずしも結果が伴うわけではありませんが、それが国民にとって、とても大きな希望であると改めて感じました
もちろん、どんな国の代表選手も、家族や友人、恋人はもちろん、その国の国民にとっての代表選手であり、多くの想いを胸に参加している
どこの国の選手であったかは失念してしまいましたが、シドニー五輪男子マラソンにてボロボロになりながらも「自国民のみんなに、諦めている自分を見せたくなかった。政情が不安定で苦しくても諦めて欲しくない」との気持ちで、トップから数時間も遅れ、会場の撤去作業が行われている中、たった一人ゴールした選手のことを思い出しました
ミュージシャンも俳優も「スター」にはなれるが、「ヒーロー」はスポーツ選手にしかなりえない
こんな言葉がありますが、まさに彼女と彼はヒロインとヒーローでしょう!!!!!!
女子競技の成熟度の向上も、重要な問題だと思います
社会的な理由により、宗教的な戒律により、女性アスリートの活躍出来る環境が整っていない現状があります
「日本の女子競技の待遇が悪い!」
なんて言われますが
はっきり言って日本の女性アスリートは、まだまだ環境的にも断然恵まれています!
スポーツどころか教育もまともに受けることができない女性が世界にはたくさんいます
昔は女子バレーボール日本代表が世界的に強かったですが、当時は女子バレーボールをまともに強化している国自体が少なかった
しかし、バレーに特化した強化策を各国が取り始めると、たちまち相対的に日本バレーボールが弱くなってしまったように、ちょっとしたキッカケ、変化で競技としての成熟度が向上します
女子サッカーもいずれ弱体化するでしょう
そのためには、指導者の派遣も重要だと思います
トルシエも、ジーコも日本代表を率いて自国に真剣勝負を挑みました
そのようなことが、日本の指導者にも、もっとあっても良いと思います
もちろん、日本人指導者が選手の育成、指導のために他国に渡っているケースもありますが
より多くの、柔道や野球、レスリング、水泳、体操等、日本の高レベルな指導者が各国の代表選手の強化のために活動してほしいです
そして、トルシエやジーコのように、日本代表に挑んでほしいですね!!
そんなこんなで、リオ・デ・ジャネイロ五輪ピックが閉会しました
前回ロンドン五輪ピックは、ネット中継でテレビでは放送しない競技などを観戦しましたが、今回はイロイロと個人的にも忙しく、あまり見る余裕がなかったのが、とても残念でした
さらに甲子園もあまり観戦することができず、スポーツファンとしては不満足!でした(笑)
というわけで、次回、2020年東京五輪ピック開催な訳ですが
問題山積み(苦笑)
しかし、五輪旗を小池さんが受け取った以上、日本国民として
競技ではなく、運営に参加する
という気持ちで2020年に臨まなければなりませんね!
トーキョーショー
リオ五輪ピック閉会式の催しの一つとしてトーキョーをプロモーションするために披露されましたが
カッコ良かったですね!
長野五輪ピックの開会式
浅利慶太の国際的に最低評価の開会式イベント(笑)
日本じゃ大物かもしれませんが
最低でしたね(笑)
今回は椎名林檎、中田ヤスタカ、MIKIKO等若い世代のクリエイターが中心になり
「日本のソフト力」を強調したとのことですが、オシャレな構成、演出でしたね!
青森大学男子新体操部の部員は、この国家的プロジェクトに抜擢されるなんて
スゴいことですね!
日本はトラディショナルな文化、モダンポップな文化
世界的に独自の文化を形成してきました
この文化的な引き出しの多さは世界でも最強クラスでしょう!
というわけで、次回の東京五輪ピック
なんだか急にワクワクしてきました
日本の高校生や大学生のアスリートにとっては、自国開催の五輪ピックに代表選手として参加出来る大きなチャンスですね
ボクが高校生の時の直近の五輪ピックはシドニーでしたが
もっと、がんばって練習しておけばよかった(笑)
全ての国の代表選手とメダリストに最大限の敬意を!!