Reggae Legends 30

レゲエ・レジェンド30 Reggae Legends 30

釧路の小さなバーのカウンターで、30年間流れ続けてきた音楽たち。ルーツからダブ、トースティング、ダンスホール、そして世界へ広がったレゲエまで — マスター・ケイイチが選ぶ30組を、時代とスタイルごとに並べました。

CHAPTER 01|ルーツ・オリジネイターズ

すべてはここから始まった

Bob Marley

ジャマイカ / セント・アン(ナイン・マイル) · 1945–1981

レゲエを世界音楽に変えた張本人。「Exodus」「Legend」は今も色褪せない永遠のスタンダード。彼の声を聴かずしてレゲエは語れない。

“ウチで一番最初にかける一枚は、大体こいつなんだよね、開店前にかけるとスイッチ入るんだよねぇ✌”

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Peter Tosh

ジャマイカ · 1944–1987

ウェイラーズの盟友にして、最も骨太で政治的なメッセージを歌い続けた男。ソロ後の「Legalize It」は反骨の代名詞。

“夜中、一人でこれ聴いてる客たまにいるんだよね、骨太な声、たまらんでしょ”

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Bunny Wailer

ジャマイカ · 1947–2021

オリジナル・ウェイラーズ最後の生き証人。穏やかで祈るような歌声は、ルーツ・レゲエの精神性そのもの。

“静かな夜はこの人、カウンターで一人飲んでる人に、そっとかけたくなる声だね”

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Toots Hibbert

ジャマイカ · 1942–2020

トゥーツ&ザ・メイタルズを率い、「レゲエ」という言葉を曲名に初めて使ったとされる人物。ソウルフルな絶叫は必聴。

“これかけると店の空気が一気に温かくなる、魂が入ってる歌い方ってこういうことなんだと思うんだよねw”

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Jimmy Cliff

ジャマイカ · 1944–2025

映画『ザ・ハーダー・ゼイ・カム』でレゲエを世界に知らしめたパイオニア。「Many Rivers to Cross」は永遠の名曲。

“映画観てからこの人のこと好きになったな、Many Rivers to Crossは閉店間際にかけること多いかも”

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Burning Spear

ジャマイカ · 1948–

本名ウィンストン・ロドニー。マーカス・ガーヴェイを歌い続ける、ルーツ・レゲエ最深部の求道者。

“ちょっと重めの音が欲しい夜は、絶対これ、深いところにグッと刺さってくるんだよね✌”

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Culture

ジャマイカ · 1976結成

ジョセフ・ヒル率いるボーカルトリオ。「Two Sevens Clash」はラスタファリの終末思想を刻んだ金字塔。

“Two Sevens Clash、ウチのレコード盤もだいぶ擦り切れてきてる、それだけ長年かけてきたってことだね♪”

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Israel Vibration

ジャマイカ · 1976結成

小児麻痺のリハビリ施設で出会った3人が結成。逆境から生まれたハーモニーは、他に代え難い説得力を持つ。

“この3人の声が重なるところ、何回聴いても鳥肌立つんだよ”

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The Congos

ジャマイカ · 1970年代結成

リー・ペリー制作の名盤「Heart of the Congos」で知られるフォーク・ハーモニー・グループ。神秘的な高音が特徴。

“Heart of the Congos、初めて聴いた時びっくりしたな、こんな声出るんだって”

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Horace Andy

ジャマイカ · 1951–

震えるようなファルセットが唯一無二。後年はマッシヴ・アタックとの共演でも新たな世代に発見された。

“震えるようなあの声、ウチのスピーカーとの相性が良くてね、よくリクエストされる一枚w”

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CHAPTER 02|ダブ&サウンドシステムの革命児

スタジオそのものを楽器にした男たち

Lee “Scratch” Perry

ジャマイカ · 1936–2021

ブラック・アーク・スタジオを拠点に、ダブという概念そのものを発明した奇才プロデューサー。狂気と天才は紙一重。

“この人が作る音、正直ちょっと狂ってる、でも天才なんだよね、エンジニアってレベル超えてる”

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King Tubby

ジャマイカ · 1941–1989

ミキシングコンソールを楽器として使い、ダブの祖となったエンジニア。空間そのものを音楽にした。

“「ダブって何?」って聞かれたら、まずこの人の名前を出すことにしてる✌”

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Augustus Pablo

ジャマイカ · 1953–1999

メロディカという楽器をレゲエの主役に押し上げた男。「King Tubby Meets Rockers Uptown」は永遠のダブ名盤。

“メロディカの音、静かな夜にすごく合うんだよね、ウチでは定番中の定番♪”

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Sly & Robbie

ジャマイカ · 1970年代結成

スライ・ダンバー(ds)とロビー・シェイクスピア(b)。史上最も多作なリズム隊として、レゲエの土台を作り続けた。

“この名前が出てきたらもう安心して聴ける、何百枚関わってるんだろうね、一体”

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CHAPTER 03|トースティングの元祖

ラップのルーツはここにある

U-Roy

ジャマイカ · 1942–2021

マイクの上で自由に語る「トースティング」を確立した第一人者。ヒップホップのDJカルチャーの遠い祖先。

“しゃべりながら歌う、あれを最初にやったの多分この人だと思う”

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I-Roy

ジャマイカ · 1944–1999

機知に富んだ言葉遊びと社会風刺で人気を博したトースター。ユーモアと鋭さを併せ持つ語り口が魅力。

“言葉遊びが上手い人でね、歌詞聞いてるとつい、ニヤっとしちゃうw”

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Big Youth

ジャマイカ · 1949–

金歯を光らせたビジュアルとラスタ思想を融合させたトースティングの革新者。「Screaming Target」は代表作。

“見た目のインパクトも含めて全部好きだな、ジャケ写見ると毎回ちょっと笑っちゃうw”

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CHAPTER 04|ゴールデン・ヴォイセズ

夜に沁みる、極上の歌声

Dennis Brown

ジャマイカ · 1957–1999

ボブ・マーリーが「一番好きな歌手」と評した男。「レゲエのクラウン・プリンス」の異名を持つ極上の歌声。

“ボブ・マーリーが好きって言ってたって話、それだけでもう信用できるでしょ、ウチで一番かけてる歌手かもしれない✌”

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Gregory Isaacs

ジャマイカ · 1951–2010

「クールなラバー」の異名で知られるラヴァーズロックの帝王。「Night Nurse」は夜のバーに最も似合う一曲。

“Night Nurse、これはもう夜のバーのためにある曲だと思ってる♪”

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Barrington Levy

ジャマイカ · 1964–

10代でスターダムに上り詰めたダンスホールの先駆者。甘く高い声質は独自のポジションを築いた。

“あの高い声質、若い頃の勢いがそのまま録音に残ってる感じがして好きなんだよね”

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Freddie McGregor

ジャマイカ · 1955–

7歳でレコーディングを始めた早熟の天才。スタジオ・ワンの黄金期を支えた実力派シンガー。

“7歳でレコーディングって、ちょっと想像つかないよね、実力は本物だからぜひ聴いてほしい”

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CHAPTER 05|ダンスホールの王者たち

80年代、ジャマイカの熱狂

Yellowman

ジャマイカ · 1956–

アルビノというハンデを個性に変え、80年代ダンスホールのキング・オブ・キングに上り詰めた稀代のエンターテイナー。

“エンターテイナーって、こういう人のことを言うんだと思うねw”

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Eek-A-Mouse

ジャマイカ · 1957–

独特の「シング・ジェイ(歌うようなラップ)」で唯一無二の存在感を放つ長身のパフォーマー。

“歌い方が独特すぎて、初めて聴いた客は大体びっくりするよ”

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Ini Kamoze

ジャマイカ · 1957–

「Here Comes the Hotstepper」で世界的ヒットを飛ばした、渋いバリトンボイスの持ち主。

“あの曲、聴いたことある人は多いんだけど、この人だって知らない人が多いんだよね✌”

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CHAPTER 06|世界に広がったレゲエ

ジャマイカを越えて、世界へ

Third World

ジャマイカ · 1973結成

レゲエとファンク/ソウルを融合させ、世界のチャートに切り込んだバンド。「Now That We Found Love」が代表曲。

“レゲエとソウルの間、みたいな心地よさがあってね、気づいたら長年聴いてる♪”

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Inner Circle

ジャマイカ · 1968結成

TVリアリティ番組『COPS』のテーマ曲「Bad Boys」でも知られる、ポップ・レゲエの立役者。

“「COPSのやつだ、懐かしい」って言われること多いね、世代を超えて話が弾む一枚”

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Aswad

イギリス · 1975結成

ジャマイカ系移民二世が英国で結成。UKレゲエというジャンルを世界地図に刻んだバンド。

“イギリスのレゲエもまたちょっと違う色があって、これはこれで面白いんだよね”

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Steel Pulse

イギリス · 1975結成

グラミー賞を受賞した英国レゲエの雄。社会的メッセージと洗練されたコーラスワークが持ち味。

“コーラスワークが綺麗でね、静かに聴かせたい夜にちょうどいいんだw”

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Black Uhuru

ジャマイカ · 1972結成

レゲエ・アルバム部門でグラミー賞を初受賞したグループ。シャープなハーモニーとダブ的な音響美が魅力。

“音の作り込みがすごくてね、何度聴いても新しい発見があるんだよね”

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Alpha Blondy

コートジボワール · 1953–

アフリカから世界に発信したレゲエの巨星。フランス語・英語・ジュラ語を操るマルチリンガルな歌詞世界。

“アフリカから出てきたレゲエ、また違う魅力があるんだよね、言葉が分からなくても、伝わるものがある✌”

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