【マスターのおすすめレゲエ名盤 Vol.1】Bob Marley & The Wailers『Exodus』|BAR UNITYが選ぶ最初に聴いてほしい一枚

マスターのおすすめレゲエ名盤 Vol.1

Bob Marley & The Wailers『Exodus』~まず最初に聴いてほしい一枚~

こんばんは。
BAR UNITYのマスターです。

今日から、このブログで僕の大好きなレゲエアルバムを少しずつ紹介していこうと思います。

記念すべき第一回は、この一枚。

Bob Marley & The Wailers『Exodus』

レゲエが好きな人ならもちろん、これからレゲエを聴いてみたいという方にも、ぜひおすすめしたいアルバムです。

1977年にリリースされたこの作品は、今でも世界中で愛され続けるレゲエの名盤。1999年にはアメリカのTIME誌が「20世紀最高のアルバム」に選んだこともあるんです。

実はこのアルバム、ただの名盤というだけじゃなく、少し重たい背景もあります。前年の1976年、ボブ・マーリーは自宅で銃撃されるという事件に遭いました。それでも彼は2日後のコンサートに、腕に包帯を巻いたまま出演したそうです。その後ジャマイカを離れ、ロンドンで生まれたのがこの『Exodus』。だからこそアルバムの前半には政治や信仰への強い思いが、後半には愛や希望を歌う曲が、それぞれ色濃く表れているんです。まるで一枚の中に二つの顔を持っているようなアルバムで、「Jamming」のような高揚感のある曲から、「Three Little Birds」のように肩の力が抜けるような曲まで、聴くたびに違う表情を見せてくれます。

プロデュースを手がけたのはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ自身。彼をずっと支え続けたIsland Recordsのクリス・ブラックウェルのバックアップのもと、ロンドンのスタジオで作り上げられたこの『Exodus』をきっかけに、ボブ・マーリーは一気に世界的なスターへと駆け上がっていきました。ジャマイカの小さな島の音楽が、世界中の人の心を動かす音楽になった瞬間だったんだと思います。

「Jamming」「One Love」「Three Little Birds」など、一度は耳にしたことがある名曲が収録されていて、「レゲエって気持ちいいな」と感じるきっかけになる一枚だと思います。

でも、今日はその中でも、僕が特に好きな一曲を紹介させてください。

今日のおすすめは「Waiting in Vain」|Exodusの聴きどころ

僕がこのアルバムの中で一番好きなのは、Waiting in Vainです。

派手な曲ではありません。

だからこそ、何度も聴きたくなる。

恋する相手を想いながら待ち続ける切ない気持ちを歌ったラブソングですが、ボブ・マーリーの優しい歌声と心地よいリズムが、本当に心に染みるんです。

お店でも、少し夜が更けて、お客様がゆっくりグラスを傾けている時間になると、この曲を流したくなることがあります。カウンター越しに、誰かが「あ、この曲」とふと顔を上げてくれる瞬間が、僕は結構好きなんです。

もう一曲挙げるなら、「One Love」も外せません。「愛のもとに、みんなでひとつになろう」というシンプルなメッセージなんですが、このシンプルさがたまらないんですよね。うちの店の名前も「UNITY(団結・結束)」なんですが、実はこの曲の精神に通じるところがあると、僕は勝手に思っています。国も立場も違う人たちが、音楽の力で少しでも近づけたら。そんな願いが込められた曲だからこそ、時代が変わっても色褪せずに歌い継がれているんだと思います。

レゲエには、踊るだけじゃない魅力があります。

静かに耳を傾けながら、お酒を片手に音楽を楽しむ。

そんな時間にもぴったりなのが、この「Waiting in Vain」です。

レゲエ初心者の方にもおすすめしたい理由

「レゲエはあまり聴いたことがない。」

そんな方も多いと思います。

でも、難しく考える必要はありません。

まずは一曲、気になった曲を聴いてみる。

そこから新しい音楽との出会いが始まります。

『Exodus』は、その最初の一枚として自信を持っておすすめできるアルバムです。

僕自身、若い頃に初めてこのアルバムを通して聴いたとき、「レゲエってこんなに奥が深いんだ」と衝撃を受けたのを、今でもよく覚えています。あの時の気持ちを、これからもお店で流れる音楽を通して、少しでも皆さんにお伝えできたらうれしいです。今でも忙しい一日の終わりにふとこのアルバムをかけると、あの頃の気持ちを思い出します。時代を超えて色褪せないというのは、こういうことなんだろうなと思います。

チャート成績としては、アメリカのビルボード200で最高20位、イギリスのアルバムチャートでは最高8位。しかもイギリスでは56週連続でチャートインし続けるという、ロングセラーぶりを見せました。2006年にはグラミー殿堂賞にも選出されていて、まさに「時代を超えて聴き継がれる」という言葉がふさわしいアルバムです。

ちなみにこの『Exodus』は、ジュニア・マーヴィンがリードギタリストとして参加した最初のアルバムでもあります。彼の伸びやかなギターも、このアルバムの魅力のひとつだと思います。

この曲、BAR UNITYで流しています

『Exodus』は、BAR UNITYの店内でもよくかかる一枚です。お店にいらしたときに「あ、この曲だ」と気づいてもらえたら、それだけでうれしいです。釧路・栄町のカウンターで、ぜひ一緒に聴いてみませんか。

📍 アクセス・営業時間はこちら

BAR UNITYで音楽を楽しみませんか?

BAR UNITYでは、レゲエを中心に、その日の雰囲気に合わせてさまざまな音楽を流しています。

「このアルバム、気になってた。」
「ボブ・マーリーが好きなんです。」

そんな音楽の話をしながら、一緒にお酒を楽しめたらうれしいですね。

これからも、このブログでは僕のおすすめのレゲエアルバムやアーティストを紹介していきます。

皆さんの音楽との新しい出会いにつながれば幸いです。

それでは、また次回の「マスターのおすすめレゲエ名盤」でお会いしましょう。

One Love.

YouTubeで聴く:Bob Marley – Waiting In Vain

Spotifyで聴く:Bob Marley – Waiting In Vain

 

 


全巻インデックス | Vol.2:Bob Marley & The Wailers『Live!』 ▶️

🎶 このシリーズの過去記事や、レゲエ・ソウル・ジャズなどのアーティスト一覧は BAR UNITY Music Library でもご覧いただけます。